LEDビジョンは、1つ1つの素子が光り映像を映し出します。ビジョンを導入する際に必ず目にする『ピッチサイズ』
「ピッチサイズ」って?
ピッチサイズは、静止画や動画コンテンツを放映するためにとても大切な選定項目の一つです。
分かりやすく比較するために、ピッチサイズの違うLEDビジョンに同じ画像を流してみます。
【元画像】
↓
(ピッチサイズ)
2.6mm 3.91mm
↓ ↓
ピッチサイズ2.6mmの方が画像がキメが細かくきれいに映っているのがご確認いただけると思います。
ピッチのサイズが大きいと画像は粗くなり、小さくなるほど解像度が高くなるので高精細となります。
「解像度」って?
解像度が高いと見た目がきれい!
わたしたちが普段の生活で目にする地上波デジタル放送やYouTubeなどは、画面比率(アスペクト比)が「縦16:横9」の解像度「縦:1920×横:1080」が多く採用されています。
これは、LEDビジョンの素子が【縦に1920個、横に1080個】が並んでいる画面ということになります。1920×1080をかけた数字がピクセル数となり、この場合の合計は2,073,600、約200万画素となり、2Kとなります。2Kに対応した映像のことを「フルハイビジョン」と呼びます。ちなみに4Kは3840×2160、8Kは7680×4320 です。
「ピッチサイズの小さい方がいいのでは?」
と思われるかもしれませんが、『視認距離』も考える必要があります。
「視認距離」って?
LEDビジョンは一つ一つの素子が発光するのでとても明るくなります。テレビと比較するとLEDビジョンは何倍もの明るさとなります。これでは間近で見ると眩しすぎてしまいますね。
そこで『視認距離』を考える必要があります。
適正視認距離の計算方法は、「ピッチサイズ」×「1.16m」となります。ピッチサイズが10mmであれば「10×1.16=11.6m」となり約11mが適正視認距離となります。
ピッチサイズ(P) | 視認距離(m) |
0.9mm | 1.04m |
1.2mm | 1.4m |
1.5mm | 1.7m |
1.875mm | 2.1m |
1.9mm | 2.2m |
2.2mm | 2.5m |
2.5mm | 2.9m |
3mm | 3.4m |
4mm | 4.6m |
5.2mm | 6m |
6.25mm | 7.2m |
8mm | 9.2m |
10mm | 11.6m |
※参考にしてみてください。
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